やってはいけない注意の方法

例えば子供がいつもコップの水をこぼしてしまうとき、「気を付けて!」と注意する場合は危険です。

人は、どんなに成長しても、どんなに気を付けてもできないことはあるんですよね。それが個性にもなるし、みんな同じことができるなら、スポーツや競争は成立しませんしね。

で、どんなに注意していても、水をこぼしちゃう人にですね、

  • 水を運んでいるときにこぼしちゃった
  • →気を付けて!
  • 机で水を飲んでいるときに倒してしまった
  • →気を付けて!

「気を付けて!」というだけですと、それはもう、相手にプレッシャーしか与えない言葉になります。「気を付けて」もできないことを、何度も「気を付けて」と言われて、言う方も終盤には強めに言っちゃったりします。心当たりはありませんか? 強めな口調で「気を付けて!」がはじまってしまうと、かなり危険です。言う側はイライラするし、言われる側は「自分はこんな簡単なこともできない人間なんだ」とか、最後にはコップで水を飲むことを拒否し、水を飲むことが嫌いになってしまうかもしれません。

で、どうすればいいのかです。

「気を付ける」という言葉の正体は、「原因」と「改善方法」をその人だけで考えて「実施」までさせることです。「気を付けて」は、言う側は思考停止で、相手にすべて押し付ける凶悪な言葉です。

正体がわかったら「原因」と「改善方法」と「実施」について、一緒に考えてあげることが正解になります。3個全部でなく、1個2個でも構わないです。言う側が思考停止で「気を付けて」というのをやめて、相手に歩み寄って考えることが一番の解決方法だと思います。そのうえで出来なければ、出来ないことなのですよね。それはもう「個性」としてとらえて、その個性をフォローしてあげる方法とか、そういう方向性に切り替えた方がいいと思います。あなたができることを、相手もできるとは限らないんです。

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