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コンピューターの種類

ここでは「コンピューターの種類」を説明していきます。大きなくくりとして「個人用」「それ以外」のコンピューターを説明していきます。

パソコンの種類

個人用のコンピューターの種類を紹介します。

デスクトップパソコン

一般的にパソコンといえばデスクトップパソコンを指します。机の上に乗せる箱型のパソコンです。性能拡張が比較的簡単にできることが利点です。(CPU交換、メモリ追加/交換、ドライブ追加/交換、GPU追加/交換など) 一般的には、モニター、キーボード、マウスを接続して利用します。

ノートパソコン/ラップトップ

持ち運び可能なパソコンです。「ノート」のように使えるということで「ノートパソコン」や、「膝の上」で使えるということで「ラップトップパソコン」などと呼ばれます。液晶モニター、キーボード、簡易マウス、バッテリーを搭載しるのが一般的です。デスクトップパソコンに比べると、同じスペックでも割高になりがちです。

ゲーミングPC

最近は、パソコンで3Dグラフィックのゲームをすることを目的としたゲーミングPCも1つのジャンルとして確立しています。モニターへの出力を強化するグラフィックカード(GPU)と、データの読み書きが速いディスクで構成されることが一般的です。動画の作成や、AI生成などにもグラフィックカードの処理能力が評価されますので、それが目的のユーザーにも人気があります。

特殊なコンピューター

一般的な個人用のパソコンとはちょっと違う種類のコンピューターを紹介します。

ワークステーション

パソコンより、壊れにくく安定性の高いパーツで構成された業務用のコンピューターのことを、ワークステーションといいます。その名の通り、仕事で利用する信頼性の高いコンピューターです。現在はパソコンの性能が上がり、故障しにくく、性能も上がっていることで、割高なワークステーションを使わず、パソコンを仕事で使う会社も増えてきています。

サーバー

長時間の耐久性をもつコンピューターをサーバーといいます。パソコンやワークステーションは、1日8時間の利用で5-6年稼働する想定で作られていますが、サーバーは1日24時間休まずに5年以上稼働できるような、高耐久なコンピューターのことをいいます。特にパーツの故障などの障害に強い設計となっており、電源やディスクドライブを複数搭載することで、1つ故障しても稼働を続けられるようなコンピューターが多いです。高性能+多重構成なので、それに応じてパーツ代などのコストも高くなります。

スーパーコンピューター

計算処理能力を上げたコンピューターをスーパーコンピューターといいます。スーパーコンピューターについても、パーツ構成自体はパソコンと同じ(CPU、メモリ、ディスク)です。ひとつひとつのパーツが高性能なことと、それらのパフォーマンスを十分に発揮するようにOSやソフトウェアは異なります。現在、一番性能の高いスーパーコンピューター「富岳」は、構築に1300億円、年間維持/運用費で150億円以上かかるそうです。

 
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